【胃腸風邪の体験談】症状や食べられたもの、嘔吐物の処理方法
2017/12/28
こんにちは!
ピィママです。
胃腸風邪ってご存知でしょうか。
熱や鼻水など、ただの風邪の症状だけでなく、激しい嘔吐や下痢を繰り返すような症状が現れる風邪を、胃腸風邪と呼ぶことがあります。
筆者もつい先日胃腸風邪が治ったばかりなのですが、その激しさたるや、体重が2日で2キロ落ちた程(゚Д゚;)
すんご~く辛かったです。
でも、不幸中の幸いにも、2歳の娘や主人にはうつすことなく、発症から1週間程で完治いたしました。
症状や、治し方、家族への2次感染の防ぎ方などをまとめましたので、参考にしてみてください♪
目次
そもそも胃腸風邪ってなに?感染源は?
胃腸風邪は、大きくウイルス性のものと細菌性のものにわかれます。
ロタウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、サルモネラ、腸炎ビブリオ、カンピロバクター、病原性大腸菌などですが、何が原因かは、病院に行って検査をしなければなかなかわからないかと思います。
食中毒などからくる胃腸炎も症状が嘔吐や下痢ですので、胃腸風邪と似ているのですが、こちらは他人に感染することはないというのが大きな違いです。
症状の経過と、食べられたものは?筆者の場合
1日目、22時頃
胃の調子が悪くなる。船酔いのような気持ち悪さが徐々に強まる。
2日目、午前2時頃
我慢できなくなり、トイレに駆け込み嘔吐。同時に下痢も併発。
通常とは次元が違う胃腸の不調に、この時点でもう胃腸風邪ではないかと思いはじめていました(゚Д゚;)
2日目、午前3時~10時頃
症状のピーク。
激しい嘔吐と下痢を数回繰り返す。
出るものがなくなっても、ひたすら嘔吐と水下痢でした。
2日目、午後1時頃
やや症状が落ち着く。
ポカリスエットをお湯で割ってちびちび飲み始める。
1度嘔吐するが、吐き気の無い時間帯も出てくる。
2日目、午後6時頃
おかゆ、すりおろしりんごを一口ずつ食べる。
頑張って飲み込むが、全く食欲はわかず。
食後また吐き気が出てきてしまう。
下痢が続く。
3日目、午前5時頃
再び水下痢でトイレに駆け込む。
吐き気はあるが、嘔吐までいかず。
3日目、午前8時頃
おかゆ茶碗半分、すりおろしりんごを1/8個完食。
相変わらず食欲無し。
3日目、午後1時頃
吐き気はほとんどおさまるが、水下痢が続く。
食欲がないが、食べられそうなものを探し、お餅とどら焼きを1つずつ食べることができた。
3日目、午後5時頃
なんとか外出して病院を受診するが、歩くとフラフラ浮遊感があった。
胃腸風邪の診断。(ウイルスの特定は特に行わず)
吐き気止め、整腸剤、漢方などの薬を処方される。
3日目、午後6時頃
煮込みうどん1杯弱を完食。
このあたりから水下痢から、お腹の調子が悪いかな?程度の下痢になり、トイレに駆け込むこともなくなる。
4~5日目
通常の生活に戻るが、歩くとフラフラするため、外出はゆっくり、慎重に行った。
まだ下痢は治らず、食欲も戻らない。
コーヒーを薄くして飲むが、吐き気が出たためまだ早かった模様(;'∀')
食事はお米、みそ汁、煮物など和食の消化の良いもののみ。
6~7日目
段々食欲が戻る。
パンや肉・魚も食べられるようになったが、まだ食後は少し吐き気が出る。
歩くとフラフラするのも治らない。
8日目以降
吐き気、下痢、フラフラする感じがすべて治まる。
全快(*^▽^*)
いやー、辛かった!!(;´Д`)
筆者の場合、症状のピークは半日程で済み、4日目からは食事や外出などもできるようになりましたが、全快までは1週間かかってしまいました。
トイレ以外はひたすら寝て治した、という感じです。
2歳児のお世話があったので、最初の2日間はたまらず実家の母にヘルプにきてもらいました。
意外に困ったのが、歩くとフラフラする症状が1週間続いたこと。
子どもがまだ小さいため、だっこも多くてちょっとしんどかったです(>_<) 外出時も、転ばないようにゆっくり歩く必要がありました。
病院を受診した際にお医者さんにきいたところ、脱水症状によるふらつきで、胃腸風邪ではよくあることのようです。
2日間で体重も2キロ減ってしまい、年中ダイエッターの筆者もさすがにぎょっとするほどやつれてしまいました。 恐るべし、胃腸風邪です(;´Д`)
胃腸風邪にかかりやすい人の特徴
胃腸風邪にかかりやす人。
それは、ずばり、免疫力の弱い人です。
小さな子どもやお年寄りはかかりやすく、重症化しやすいので怖いですね(>_<)
そして、普段は健康でも、免疫力が落ちている人もかかりやすいです。
まさに筆者がこのパターンでしたが、風邪の治りかけなんかも要注意!
胃腸風邪になる1週間ほど前に、のどからくる風邪をひいていたのですが、熱もなかったため、甘く見て普段通り過ごしてたら、まんまと胃腸風邪にかかってしまいました(゚Д゚;)
また、妊婦さんや産後まもないママさんも免疫力落ちてますから、本当に注意してくださいね!
今の時期、人混みに出る時はマスクをすることをおすすめします。
家族にうつさないようにするためには?
今回胃腸風邪にかかって一番気を付けたことは、子供に(ついでに主人にも)うつさないようにすることでした。
主人もそうそう会社を休めませんし、自分がまだ回復していない中子どもを連れて病院に行くのも、なかなか大変そうです。
小さい子供はすぐに脱水状態に陥ると言いますし、重症化したら入院は避けられないでしょう。
胃腸風邪の場合、嘔吐物から感染することが多いです。 そのため、心がけたのは、
絶対にトイレ以外の場所で嘔吐をしない! ということ。
やばい!と思ったら早めにトイレに行って、絶対に部屋では嘔吐しないようにしました。 (小さな子どもがいるとそれも難しかったりするんですけどね)
又、トイレ掃除はこまめに行い、家族への二次感染を防ぎました。
胃腸風邪対策に準備しておいた方がいいもの
今回胃腸風邪になり、痛感したのは、症状のピーク時は絶対に買い出しなんかできる状態じゃないなぁということでした。
よって、以下のアイテムを事前に購入して常備しておくことをおすすめします。
経口補水液
ご存知、赤ちゃんからお年寄りまで飲める、経口補水液です。
嘔吐下痢で一番怖いのは、脱水状態に陥ることです(;´Д`)
そうなると、重症化し、当然治りも遅くなります。 食欲は全くなくなり、水を飲むのも苦痛になりますが、どうにかして水分だけは補給しなくてはいけません。
嘔吐下痢で活動が止まっている胃腸には、どうやらスポーツドリンクそのままだと濃いようなんですね。
筆者はポカリスエットをお湯で割って飲んでましたが、正直ゲロゲロな状態の時は、お湯をわかすのも苦痛でした(>_<)
こちらの経口補水液ならそのまま飲めるので、便利です。
ただし、お子さんの場合、服用する量は変わってきますので、注意が必要ですよ。
次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液
嘔吐物の処理には必須アイテムです。
次亜塩素酸ナトリウム系の消毒液を0.5%程度に薄めて使用しましょう。
薄め方は元の消毒液の濃度によって異なりますので、成分を確認し、消毒液を作成してくださいね!
使い捨ての布や紙、使い捨てマスク、使い捨てエプロン、使い捨て手袋(2重)、ビニール製のごみ袋
こちらも、嘔吐物の処理には必須アイテムです。必ず、使い捨てものを選びましょう!
1セット用意しておくと便利です。
【業務用】かんたん汚物処理キット 1セット(花王プロフェッショナルシリーズ)
嘔吐物の処理の仕方
ちなみに、嘔吐物の処理は以下の手順がおすすめです。
・嘔吐物が飛散しないように、新聞紙や使い捨ての布、キッチンペーパーで覆う。
・嘔吐物を中央に集め、ゴミ袋に入れます。
・薄めた消毒液(次亜塩素酸ナトリウム5%液)を使い捨ての布やキッチンペーパーにしみこませて2回床を拭き、消毒。
・手袋(外側)を汚れた面を内側におりこみながらはずし、使い捨てエプロンと共にゴミ袋に入れる。
・ごみ袋の中に消毒液をかけ入れ、感染源が飛散しないように静かに袋を縛る。
・ビニール袋に、吐物処理後のゴミ袋を入れ、マスク、手袋(内側)も入れ、ごみ袋を二重にして破棄。
・消毒後は、窓を開け十分な換気を行う。
・最後に、石鹸(固形石鹸ではなくポンプ式などのものが望ましい)を使用した手洗いを行う。
家庭でできる感染対策
嘔吐物の処理後も除去しきれなかったウイルスや菌が残ることがありますし、当然外から新たな感染源が入ってくることもあります。
うがい、手洗いも大切ですが、除菌剤を使って日常的に家庭内の衛生管理を行うことも重要です。
おすすめは、サッと使用できて便利なスプレータイプのもの。
医療機関や飲食店でも使用されており、口や目に入っても安心な除菌剤です。
これを機会に、常備しておくことをおすすめします。
二度となりたくない胃腸風邪。
うがい、手洗いをしっかりして、再発を防ぎたいものです(;´Д`)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。