母乳育児①はじめに
2017/12/28
現在、WHO(世界保健機構)が母乳育児を推奨しているため、
多くの産院では出産を終えたお母さんの母乳が出やすくなるよう、
授乳の仕方やマッサージ等の指導を行っています。
母乳には生まれたばかりの赤ちゃんにとって必要な免疫力を補うという重要な働きがあるからです。
私が出産した病院も、妊娠中の母親学級や、出産後入院中の新生児室での授乳指導など、
母乳育児にはとても力を入れていました。
母乳量は、出産後3か月くらいかけて増えていくのですが、
産後1か月どれくらい飲ませることができたかで、
ピーク時の生産量に違いが出るそうです。
完全母乳にしたければ、とにかく最初の1か月が勝負。
眠くても辛くてもがんばりましょう!
ミルク代も浮くし、なんといっても母乳はカロリー使うからやせるよ~!!
という保健師さんのお言葉に、
当時人生最大の体重になっていた私が飛びつかないわけがありません(゚∀゚)
入院中の食事も、動物性たんぱく質の肉や魚は一切出ず、
良質な母乳が出るという大豆製品がメインだったほどの、徹底ぶりでした。
ピィちゃんは小さめに生まれたせいか、しばらくは大きく口があかず、最初のほうの授乳はとっても苦労しました。
今思い出しても、最初の1か月は特に大変だった・・・(;д;)
それでも授乳の仕方やタイミング、マッサージ、食事制限等を重ね、次第に母乳量も増え、
飲む側も飲ませる側も上手になり、完全母乳になりました。
そのおかげで(と思いたい・・・)ピィちゃんが熱を出したのは、今までで2回だけ。
1回は突発性発疹というほとんどの赤ちゃんが経験するという病気で、もう1回は風邪でしたが、
それ以外はたまに鼻水が出るくらいです。
(保育園に通わせていないのもあるかと思います)
ただ、今は栄養が母乳に近い良質な粉ミルクもたくさんありますし、
お仕事や、お身体の都合上、母乳をあげられないお母さんもたくさんいらっしゃいますので、
それぞれの家庭においてベストな方法を選ぶのが一番かと思います(^^♪
かくいう私も初めから完全母乳で!とかこだわりがあったわけではなく、
できればいいなぁぐらいの気持ちでスタートしました。
重労働だし、他の人に代わってもらえないし(ここ、大きなデメリット!)
お母さんのストレスになるくらいなら、ミルクのほうがいいかもしれないですよね。
母乳育児すばらしい!とかいう気は毛頭ありません。
赤ちゃんの栄養がとれればそれでいいんだと思います。
やり方なんて、それぞれの家庭のお母さんが決めるものですから。
そんな中でも母乳育児に興味がある方の参考になればいいなぁと思いつつ、
簡単に私とピィちゃんの母乳ヒストリーを振り返りたいと思います。