【歯周病予防に効果的なオーラルケア】糸ようじが詰まった時の対処法とは?
2018/04/09
こんにちは!ピィママです。
以前、歯医者に行った時のこと。
簡単な歯科検診をお願いした際にアンケートがあり、
「普段、歯ブラシ以外にどんなオーラルケアを行っていますか?」という項目がありました。
普段からこまめに歯をみがくなど、オーラルケアに自信のあった私は、ちょっと得意げに、
「糸ピック(糸ようじ)を寝る前に使用しています!」と回答。
すると意外にも、歯医者さんは
「糸ピックかぁ~、本当は糸巻型のフロスがいいんだよね~」
とのお言葉。
えぇえ~、そうなの?(゚Д゚;)
効果は変わらないと思ってた…
ちょっと気になったので、調べてみることにしました。
目次
そもそも、オーラルケアってなんで重要なの??
昔、筆者がいたいけなお子様だった頃、オーラルケアなんて概念はほとんどありませんでした(;´Д`)
お年寄りも、みーんな歯が無くて入れ歯が当たり前の時代でしたね。
ところが、ここ20年程で、日本人の歯に対する意識が劇的に改善されてきています。
白くて輝く歯が当たり前な欧米の人々に比べ、日本人の意識の低さが指摘され、小さいころからしっかりオーラルケアをして虫歯をつくらないようにする、ということの重要さが徐々に浸透しつつあるのです。
口内の細菌が増えると、歯周病の原因になります。歯周病患者は血糖値が高くなるため、様々な疾病を引き起こす可能性があります。
又、虫歯と寿命の関係などの研究も飛躍的にすすんでいます。
抵抗力が弱まっているお年寄りがオーラルケアを怠ると、増えた細菌によって、通常ではほとんど病気をおこさないような病原体で病気を発症しやすくなります。
他にも、感染症や心疾患、誤嚥性肺炎などの大病にかかる可能性があり、非常に危険です。
また、口内が汚いと食欲の低下を招き、咀嚼力が弱まり、認知症の進行を招きます。
オーラルケアは、認知症の予防にも効果があるのです。
オーラルケアの種類は?糸ピック、歯間ブラシ、糸巻型のフロスの違いって?
一般的に、オーラルケアの種類は以下のものに分類されます。
歯ブラシ
ご存知、歯ブラシです。
これを怠ってしまうと、本当に虫歯だらけになってしまいます(;´Д`)
筆者も、2歳の子供には、どんなに機嫌が悪かろうが眠かろうが、必ず歯ブラシをさせて仕上げ磨きするようにしています。
毎回泣かれて戦争のような騒ぎになりますけどね…
ただ、歯ブラシだけだと、歯と歯茎の間の「歯周ポケット」までブラシが届かず、結局そこが歯周病になってしまいがちです。
デンタルフロス(糸巻タイプ)
糸状の歯間ケア用品であり、多くの場合、30mや40mなど1本の紐としてケースの中に入れられ販売されています。
使用するときは切って使用することが多く、指に巻いてフロッシングします。
デンタルフロス(ホルダータイプ)
ホルダー式は、歯ブラシのようなハンドルのヘッド部分にフロスが張ってあるデンタルフロスになります。ホルダーにフロスが固定されているので、慣れない方でも使いやすいのですが、ホルダーがあるせいで口内で届かない場所や磨きにくい場所がわずかに存在してしまいます。
このホルダー式の中でも、爪楊枝のような尖った部分があるものを特に「糸ようじ」と呼びます。
筆者は長年このタイプのものを使用していましたが、あとで痛い目を見ることになります…(>_<)
歯間ブラシ
こちらを利用している方も多いと思います。
歯間ブラシは歯ブラシのようなハンドルの先端部にワイヤーあるいはゴム状の突起があり、そこに360°ブラシが付いている、ドリルのような形状になっています。
歯医者さんの間では、歯ブラシに加えてフロスか歯間ブラシを使用することが推奨されています。
どれを使うか悩ましいところではありますが、フロスには歯や歯茎に優しいというメリットが、歯間ブラシには歯垢がよりしっかり除去できるというメリットがあるのだそう。
又、同じフロスでも、糸巻タイプは奥歯もしっかりケアでき、ホルダータイプは手間がかからないと、メリットも異なります。
自分の好みで組み合わせることができますが、歯周病になる前は優しいフロスで、歯周病になった後は歯間ブラシをすすめられることが多いようです。
筆者の場合、歯周病では無かったのと、ホルダータイプを使用していたので、より奥歯でもケアしやすい糸巻タイプのフロスを、歯医者さんにはすすめられました(^^♪
糸ピックを使い続けたら、糸が切れて歯の隙間につまった!
歯科検診後、お医者さんのすすめを無視して、糸ようじを使い続けた筆者。
筆者の歯には隙間が非常に狭い部分があるのですが、ある日、そこに無理に糸を通そうとしたら、糸がちぎれて歯の間に糸が詰まってしまいました!
慌てて他の糸ようじを出してきて、何度もその詰まった部分に通そうとしましたが、全く通りません(>_<)
それどころか、他の糸ようじの糸も通そうとすると糸が切れて、その隙間にどんどん詰まってしまう自体に。
実は、糸ようじもお値段は様々で、正直安いやつはすぐに糸が切れてしまいます。
大量に安売りされている糸ようじを使っていたのがダメだったようです…
そうだ!と糸ようじの尖っている部分で掻きだそうとしても、効果はなしのつぶて。
結局その日は詰まった糸がとれず、詰まったことにより隣接する歯が押され、ジンジンと痛む始末。
気持ちの悪い気分のまま就寝せざるをえませんでした(>_<)
糸ピックの糸が歯に挟まった!解決法は?
一番確かな解決法は、歯医者さんに行くことなんでしょうが、2歳の娘を連れて治療を受けるなんて考えただかでも大変そう!
なにより、近くの人気の歯医者さんは予約でいっぱいで、急には処置してくれなさそうでした(;´Д`)
そこで、色々調べて筆者が試したのが、コチラ。
ワックス付きの糸巻型フロスです!
さて、その効果は…
開始1秒で、詰まりがとれた~~!!(゚Д゚;)
すごいです、ワックス付きのフロス
あれだけ糸ようじを切らせまくった隙間から、すんなりと詰まりをかき出してくれました。
あぁ、歯がとーーーってもすっきり~!!
どうやら、筆者のように狭い歯間をお持ちの方には、糸巻フロスがあっているようです(^^♪
これを機に、今後は、糸巻フロスを使用してみようと思った2日間でした!
皆さんも、糸が歯に詰まったら、ワックス付きのフロスを試してみてください♪
それでもだめだったら、歯医者さんに行ってくださいねー(^_-)-☆
歯ブラシだけで歯周病になりにくい歯に!
とはいっても、忙しかったりすると歯ブラシだけで終わらせたい~と思ってしまいますよね(>_<)
そんな方におすすめなのが、歯磨き粉を歯周病予防に特化したものに変えるという方法です。
現在、歯磨き粉も様々なものが発売されています。
世界初の虫歯予防菌『BLIS M18・K12』を採用した歯磨き粉です。
善玉の力で歯周を守る、歯周・口臭予防成分配合の新発想のオーラルケアです。
BLIS菌は、虫歯菌の餌となり、悪玉菌を増殖させる原因となる歯垢も取り除いてくれます。
正しいオーラルケアで、トラブルのない口内環境を目指しましょう(^^♪